ソフトバンクはなぜ巨額投資した?OneWebってなんの会社?

   

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12月19日にソフトバンクはアメリカOneWeb社に10億ドル(日本円にして約1200億円)を投資することを発表しました。

実質上の筆頭株主となります。

聞いたことが無い「OneWeb」ってなんの会社なのか、なぜソフトバンクは投資したのか?という秘密に迫りたいと思います。

 

OneWebってなんの会社?

OneWebは2012年に設立されたばかりの会社で、元グーグル社員のグレッグ・ワイラー氏が設立しています。

この会社は、人工衛星を700機打ち上げ、人工衛星を通じて世界中どこでも高速インターネットができる環境を構築することを目的とした会社です。

世界人口は70億人と言われていますが、未だにインターネットを使えない人口は30億〜40億人とも言われています。

ワイラー氏は、世界中の人々にインターネットが使える環境を提供し、情報格差を無くしてITの恩恵を世界中の人々に受けさせたいという思想のもと活動しています。

 

衛星電話サービスというと、イリジウムやグローバルスター、オーブコムなど有名どころはありますが、サービスに大きな違いはありません。

違うのは、衛星のランニングコストです。

イリジウムは1998年にサービスを開始しておりますが、当時人工衛星を開発するのは莫大な費用がかかりすぎました。

また、衛星携帯電話側も本体が大きく重く、打ち上げ費用を回収するためにも基本料金が月額40万円と高額で、加入者数は5万件にとどまり、すでにどの会社も破産してしまっています。

 

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OneWebは昨今の電子部品の小型化、高性能化を目につけ、低コストで衛星を作り上げることができました。

かつこれを大量生産することで、さらに低コスト化を図っています。

また、衛星自体を小さくすることで、一度のロケットの打ち上げで多く衛星を積むことができるため、打ち上げコストの削減もするも可能になります。

計画では、2017年から打ち上げ開始し、2020年には約700機を全て打ち上げ完了する予定です。

衛星は低コストで製造、打ち上げ、インターネットを使えていない30億〜40億人に割安な基本料で使ってもらうだけで、母数が大きいので莫大な収益を生み出すことができると考えられています。

 

ソフトバンクはなぜ巨額投資したか?

孫正義は「情報革命で人々を幸せに」というスローガンを掲げています。

このスローガンとワイラー氏の世界中の人々にITの恩恵を受けさせたいという考えがマッチしたため、意気投合して投資に至っただろうと思います。

また、商売で考えると、孫さんはアメリカSprint社再建の際、広いアメリカ本土の電波を改善する際に巨額投資が必要であったことを経験しています。
よって、この経験を生かし、別のカバー方法を模索していたのだろうと思います。

 

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さらに深読みすると、、、

孫正義は最近の株主総会で「人工知能(AI)」について熱く語っています。

私が思う洗練された完成された人工知能を作り上げるには、「データ」が鍵になると思っています。

ありとあらゆる情報、データを収集するためには日本、アメリカだけでなく、世界中の情報通信網を介して収集する必要があるため、OneWeb社に投資したのだと思います。

おそらく世界をカバーする情報通信網が欲しかったというよりは、そこで得られるデータが欲しいのでは?と思っています。

あくまでも個人見解ですが。

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