耳の穴の不思議|50人に1人

   

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唐突な質問ではあるが、あなたの耳の付け根、前側の上の方に針で突いてできたような小さな孔(穴)があるだろうか?

英メディア『metro.co.uk』が興味深い話題を伝えているのでご紹介したい。

こめかみ付近の耳の付け根に小さな孔がひとつ。穴の周りがへこんでいる場合もある。英国人は人口の1%、国によっては10%近くがこの孔を持っている。エチオピアなどでは神話にもこの孔が登場し、これがあると富を得るとして喜ばれるという。

 

“アメリカ国立医学図書館にある資料によれば、この孔についての研究が初めて紹介されたのは1864年。進化生物学者のニール・シュービン(Neil Shubin)氏は「人類は海の生物、魚類が進化したもの。その名残がこの孔に感じられる」と説明している。”

 

“遺伝も確認されているが、異常と捉える心配はない。感染などトラブルが生じて化膿した場合は抗生物質による治療が行われる。”

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そう伝えている『metro.co.uk』。これは日本では“先天性耳瘻孔”と呼ばれ、50人に1人の割合で発生している。感覚器官である耳が母親のお腹の中で徐々に形成されていく中、何らかの理由でふさがらなかった孔であるといい、片側だけ孔があるという人もいれば左右両側ともという人もいるそうだ。

 

また孔の位置や奥行、その先にある袋の形状も実に人さまざまであるとのこと。いずれにせよ髪がよく触れるうえに汗が流れ込みやすい場所にあることから、垢がたまればそれは白っぽい汁やチーズのような臭いを持った分泌物となって出てくるという。

 

またバイ菌が侵入して感染症を発症したら抗生物質に頼るしかない。

 

さらに、感染症を繰り返すため袋ごと切除した方がよいと判断された場合は、手術が検討されることになる。

 

孔の位置や深さ、袋の形状により手術が難しい場合も多いといい、そうした事態を避けるためにもまずは自分の耳の付け根に孔が有るかどうかを確認し、有った場合は特にこめかみ部分の清潔を心がけることが重要になるという。

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