自炊代行業者が儲かるワケ

      2017/02/07

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みなさん、本を送るとデータ化してくれる「自炊代行」という言葉ご存知でしょうか?

先日引っ越しすることになり、部屋にあった約500冊をダンボールに詰めて引っ越し先に持って行こうか、捨てようか迷った時に過去にニュースになっていた自炊代行を思い出しました。

 

ダンボール箱10箱ぐらいになるし、引っ越し先でも場所を取ってしまうし、さらには以前から地震の際に本棚が倒れてくるのでは?という恐怖を感じていました。

 

そこで、自炊代行業者に依頼しようと思い、初めて料金を調べてみました。

 

すると、驚いたことに非常に安いのです。
自炊代行業者自体が乱立しているようで、低価格競争になっているようで、
私が見たところでは1冊70円〜100円という相場です。

 

これに納品期間を短縮したり、各種オプションが設定されており、プラスで料金を徴収される形ですが、基本は70円〜100円で請け負ってくれるようです。

 

自炊代行業者への依頼からデータ受け取りまでの流れは下記の通りです。

 

①WEBサイトから申し込み処理実施。
冊数、オプション選択など
②見積額を振り込み(コンビニ決済、銀行振込、楽天IDなど支払い方法は多様)
②業者にて申し込み受付、本の送付先連絡
③指定場所へ本を発送(送料は依頼者負担)
④業者にて本受け取り後、本を裁断、スキャニング、データ化
⑤作業完了連絡、WEBサイトにてダウンロード納品(またはCD-ROMなど)

とまあこんな流れです。

 

データ化することのメリットは?デメリットは?と思う方がおられると思いますので、こちらも簡単にご紹介します。

 

■メリット
・保管場所をとらない
・大量の本をスマホなどに入れて持ち運びできる
・テキスト検索することができる
・保管による劣化(虫食い、日焼け等)がない

 

■デメリット
・本は手元に残らない(裁断した本は業者にて廃棄されます)
・スキャニングが100%の精度ではない。自分の依頼分はさほど問題ありませんでした。

 

お客の立場からすると、紙、本の文化に執着がない人にとっては、メリットしかないと思います。
部屋は見違えるほどすっきりします。

 

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ここで思うのは、低価格でやっている業者側にはどういうメリットがあるのか気になり、儲けの秘密を考えてみました。

 

1冊100円とすると、荷物の開梱から本の裁断、スキャニング、後処理を考慮すると、1時間にやれても5冊程度ではないかと思います。

 

とすると、時給500円?仮に倍の10冊やっても1,000円。
業者側はこんなのでやっていけるのだろうか?もしかして趣味でやっている?笑

とここで行き詰ってしまいました。。

 

自分の500冊を自炊代行業者に送付するため、ダンボールに詰めていたのですが、同じタイトルの本が何冊かあることが分かりました。

「危ない、無駄にスキャンしてもらって料金を支払うところだった。。。!?」
ここでひらめきます。
自炊代行業者の儲けの秘密はきっとこうです。

 

過去にお客様から預かった本をデータ化したものは、業者でも保管している。
データ化済みの本を別のお客様からデータ化の依頼があった場合、保管しているデータをコピーしてお客様に納品する。
お客様から送付された本は裁断せずに、中古業者(古本屋、ヤフオク、アマゾン)などで転売する。

 

大体の本は1冊10円程度でしか買い取ってもらえませんが、新しい本や専門書であれば、数百円から数千円の値が付きます。
そもそも専門書など分厚いもの、重いものをデータ化する依頼が多いそうです。

裁断からスキャニングという単純な作業内容ではありますが、データ化の料金、及び本の転売での利益だけでは、ウハウハというほど儲かってそうではないですよね、たぶん。

 

それに著作権問題が付きまとうので、下手すると捕まっちゃう可能性もありますので、業者になろうなんて思わないほうが良いかもしれません。

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